生き物飼育

ウーパールーパー水温は夏は要注意!下げ方のポイントや飼育してみた感想

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最近人気急上昇中のウーパールーパー(別名メキシコサラマンダー)は、メキシコの高地の湖に住む両生類です。

現在は絶滅保護対象のため、国外への輸出は禁止されていますので、熱帯魚ショップなどで販売されているウーパールーパーは、国内で繫殖したものになります。

顔の横についているフサフサと、愛嬌のある顔は何とも言えない可愛いさですよね~!

飼育は難しいという声と、簡単だよーという声が半々といったところでしょうか。

アクアリウムを経験した人と、全くの未経験者では確かに【簡単】のハードルの高さが違うのは当然のことですよね。

特にウーパールーパーの飼育では水温が大事という声が多くあがっています。

熱帯魚や、水棲の生き物飼育には必ず初心者が悩んだり、やりがちな失敗ポイントがありますが、そこを押さえればウーパールーパーの飼育は難しいものではありません。

今回はウーパールーパー水温は夏は要注意!下げ方のポイントや飼育してみた感想をお届けしていきたいと思います。

 

ウーパールーパー水温は夏は要注意!下げ方のポイントや飼育してみた感想

最近ではどこのアクアリウムショップに行ってもウーパールーパーが売ってるよね。小さくて可愛いけど、あっという間に大きくなるって本当?

ウーパールーパーとの出会い

ウーパールーパーとの出会いは、夏にショッピングモールの縁日コーナーで、『ウパすくい』という金魚すくいのウーパールーパー版でした。

体長3~4㎝ほどのチビウパが大きな容器に大量に泳いでいて、しばらく凝視していたのを思い出します(笑)。

テレビでしかみたことがなかったので、そりゃもう不思議でしかたなかったですね~。

しばらく観察していましたが、気が付いた時にはウパすくい用のポイを手に持っていました…。

 

ウーパールーパーの特徴

そもそもウーパールーパーってどんな生き物?と思われる人も多いのではないでしょうか?

ざっくり説明しますと…。

  • 呼吸はエラ呼吸と肺呼吸
  • 再生能力が高く、手足やひらひらのエラが食べられたりかじられたとしても、徐々に再生する
  • 視力がよくない(視力が弱いので、餌は目の前にそっと落としてあげましょう)
  • ネオテニー(幼体の特徴を残したまま成体になる)

ウーパールーパーは普通の飼育方法では変態しないのですが、陸に上がるようになり、変態したウーパールーパーは、そりゃあもう別な生き物!?なくらいの姿になります(ちょっと怖いかも…(笑)。)

 

ウーパールーパーの飼育感想

ウーパールーパーの飼育を実際にやってみた感想は、とにかく大きくなるスピードがめちゃくちゃ早い!!そして、かなり可愛いということです。

水質を安定させるのが初心者の人には少し大変かな~とも思いますが、、水温はとても大切なので、ここは頑張ってほしいところですね。

 

ウーパールーパー飼育に必要なもの

ウパを入手したものの、衝動的だったので慌てて必要な器具を揃えました。

幸いに、家では亀もいますので水槽はたくさんあり、水の汲み置きもありましたのでそのあたりは問題ありませんでした。

ウパを飼育して1年が経過し、気付いたことやわかったことなどを含めて、必要だなと思うものを紹介しますね。

  • 水槽(おすすめは45㎝以上のもの。ウーパールーパーの成長スピードはぶっ飛ぶくらいに速いので、飼い始めはたとえ4㎝ほどの大きさでも、1ヶ月しないうちに20㎝まで大きくなります。
  • ろ過装置(投げ込み式の簡易フィルターでも問題ないですが、水質を安定させて、水替えを少なくするには上部式フィルターや外部フィルターがおススメです。)
  • ウーパールーパーの餌(専用のフードがありますので、個体の大きさに合わせて小粒か大粒かを選んでください。冷凍赤虫も喜びますが、適量を解凍して与えないと水槽が赤虫だらけになります。生きた赤虫は小さい器に入れて水底に置いておくと周囲を汚さないのでおススメです。食べ残しは水質悪化の原因になるので、必ず取り除いてください)
  • つぼ型の隠れ家など(ウパが落ち着くのでぜひ入れてあげてください)
  • 水温計(ウーパールーパーは15℃~20℃低温を好みますので、25℃以上にならないように注意してください。30℃を超えると致命的です。私は目視しやすいデジタル表示のものを使用しています。)
  • 夏場は水槽用のクーラーかファンをつける(水槽わきを板氷【コンビニなどで売っています】で覆う→数時間おきの交換が必要。水の中には氷を直接入れないでください。)
  • カルキ抜きした水(バケツなどに1日以上汲み置きしたものを使用してください。井戸水は塩素はなくても水質的にウパにあわない場合があるので注意)
  • スポイト(ウパは目が悪いので、餌を目の前に落としてあげるときや、食べ残しを取り除くのに便利)
  • 底砂利(なくても大丈夫ですが、砂利を敷くとウパが歩きやすい、水質が安定するなどのメリットがあります。注意点としては、ウパが飲み込んでしまっても排泄できるように、ウパの糞よりも小さな天然砂利にしてください。)
  • エアポンプや掃除グッズ
  • カルキ抜きした水(水道水にはウパには有毒な塩素が含まれていますので、かならず数日汲み置きしてカルキ抜きできた水を使用してください)
ウーパールーパーは低い水温の場所が生息地なんだね。夏場の水温管理はなかなか大変かもしれないね…。

 

水温や水質はとても大事!

ウーパールーパーは水温と適度な換水(水換え)さえしっかりと意識して行えば、飼育はぞう難しくありません。

  • 水換え(飼育に失敗するのはやはり水質管理ができていない時が多いです。水が一見きれいで濁りがなくても、ウパの排泄物やアンモニアで汚れていますので、定期的な水換えは必要です。最低でも1週間に一度は全換水ではなく、7~8割程度を換えてください。)
  • ウーパールーパーを素手で触らない(ウパの体は保護するために粘液でおおわれていますので、触らない&15℃の水温で暮らすウパを体温36℃の人間の手で触ったら、私たちが70℃の熱さで触られるのと同じ。ストレスや怪我のもとになるので触らない)
  • 水温(15℃~25℃といわれていますが、25℃は高いかな~?と個人的には思います。)
  • 餌は目の前に頭上から落としてあげる(あげすぎに注意。食べ残しは必ず取り除く。)

 

まとめ

今回はウーパールーパー水温は夏は要注意!下げ方のポイントや飼育してみた感想をお届けしてきました。

水温管理と換水(水換え)にポイントをしぼって飼育すれば、ウーパールーパーの飼育は難しいものではありませんが、意外と水温を15℃~20℃に常に保つというのが、初心者の人にはちょっと大変かもしれませんね

水槽用のクーラーは4万以上するものがほとんどなので、水槽の上にファン(水槽用の扇風機)をまわして、冷房の効いてる部屋で飼育&私は水槽の背面にコンビニなどで売っている板氷をくっつけて水温を下げています。

ウーパールーパーは見ていて大変面白く可愛い生き物なので、ぜひたくさんの人達に飼育にチャレンジしてほしいですね。

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