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熱帯魚ショップの仕事は意外に重労働?バイト時代のエピソードを紹介

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最近では大型ホームセンターでも本格的な熱帯魚ショップが入っているところも増えてきましたね。

金魚だけではなく、熱帯魚、海水魚、昆虫や両生類まで幅広く扱っている専門ショップもあります。

アクアリウムに興味があり、将来熱帯魚ショップで働きたいという人も多いのではないでしょうか?

意外に知られていないのは熱帯魚ショップでの仕事は意外と重労働ということです。

水槽や砂利、ろ過装置など一式そろえればなかなかな重さになりますし、人気店などは常にお客様が途切れることはなく、流行りの飲食店ばりに走り回るほど忙しいことも多々あります。

今回は熱帯魚ショップの仕事は意外に重労働?バイト時代のエピソードを紹介していきたいと思います。

 

熱帯魚ショップの仕事は意外に重労働?バイト時代のエピソード

熱帯魚ショップ行くと、なんかワクワクするんだよね~!

熱帯魚ショップの仕事は重労働なのか

お魚さんは小さいんですけどね…。

お魚さんが生きていくための環境に必要なものが、重いもの勢揃いなんですよね。

お客様が初めて熱帯魚を飼育したいというときには、水槽や水槽の中にいれる砂利(これが大きい水槽になると結構重い)、ろ過装置も一式そろえてあげて、それを車まで運んであげて…土日などはそれが1日に何回もありますし、大きな熱帯魚ショップなどはお客様が途切れることなく、常に店員の手が空くのを待っている状態です。

バイト時代は休憩する時間もないくらいに動き回っていましたねー。

『耐久レースかよ!』と思いながら楽しく走り回っていました(笑)。

仕事が終わるとぐったり燃え尽きていました…。

そうなんです…熱帯魚ショップの仕事は意外に重労働なんです。

 

熱帯魚ショップでバイトをすることになったきっかけ

当時、動物関係の専門学校に通っていたのですが、そこには動物関係のアルバイトの求人の紙が壁にたくさん貼られていて、そこの中にあったのが都内にある大型熱帯魚ショップでした。

金魚くらいしか飼育をしたことがなかったのですが、一足先にそのショップでバイトをしていた友達に『一緒にやらない?』と誘われて、軽い気持ちで始めてみたのがきっかけです。

学校が終わってから、電車で40分ほど→最寄駅から徒歩20分は歩いたと思いますが、なかなかな距離でしたね…若かったな…体力あったな…(遠い目)。

 

バイト時代のエピソード

 

 

生き物飼育は日々勉強と実践

最初は店内にある水槽のコケ取りや掃除(鳥も扱っていたので、鳥かご掃除も)がメインで、徐々に接客も担当するようになりました。

学校がない日や夏休みはどっぷりとバイトに時間を費やしたので、自然とアクアリウムに関する知識も付いてきましたが、やはり自分でも勉強しないと、お客様に深いことを聞かれたときに答えられない&思い込みで適当に答えたら、お魚さんたちの命の危機に直結してしまう!

自分の浅い知識に大きな不安と不満を感じ、店内で販売していた専門本を片っ端から購入して、知識をインプットしまくり、仕事場で実践的なアウトプットをし、その都度疑問点はベテランの先輩方に質問…という日々をおくりました。

1年も経つと、お客様からの疑問や質問、飼育の仕方などはほとんど答えられるようになりましたが、今も変わらずに思うことは、『自分が飼育してはじめてその生体のことがわかる』ということです。

本には書いていないようなことも日々起きますし、生体の個々の性質も違います。

経験って宝なんだな…とあらためてそう思いました。

本でだけの知識のインプットは浅い!実践して得た経験が合わさってはじめてプロになる!…と思います。

 

色々なお客様とのエピソード

私がバイトをしていた熱帯魚ショップは都内ではかなり大きな規模で、開店前からシャッターの前にすでに行列ができていて、出勤時にビビるということが日常でした。

開店と同時にお客様による店員争奪戦が始まります。

『お兄ちゃん、小赤(餌用の金魚)100!』『店員さん、次こっちね!』『こっちが先よ!』

いやいやいや…ここお肉屋さん?バーゲン会場?と心の中で1人ツッコんでいましたが…。

【熱帯魚ショップ時代のあるある】といえば…。

  • 金魚と熱帯魚の違いがわからない人が多い(熱帯魚を冬場にヒーターなしで外水槽で飼育しようとする。いや、もちろん1年通して適温でお願いしたいんですけどね…。)
  • 熱帯魚と海水魚の違いもわかっていない(うん…海水魚もネオンテトラもキレイだもんね…キラキラしてるもんね…。)
  • 海水魚の海水→『食塩いれとけばいいんだろ?』という人が一定数いる
  • 金魚水槽にピラニアの稚魚をいれようとする(稚魚でもピラニア!稚魚でも歯はめっちゃ鋭いですから(´;ω;`)それ以外でもNGな組み合わせが結構ありますので店員さんに遠慮なく聞いてください…いや、むしろ聞け。)
  • 水道水にいきなりお魚さんたちをいれようとする(塩素はお魚さんたちには猛毒です。必ずカルキ抜きしたお水を使ってね。)
  • 金魚すくいの金魚に金をかけたくないから最低限のセットでいい、なんなら酸素とかのブクブクもいらないという人(私が思う最低限のゴージャス一式をご案内しております。金魚すくいの金魚だってめっちゃ可愛いし、きれいに育つんだぞ!)
  • 『お兄ちゃんちょっと!』『お兄さん、お願いします』『お兄ちゃん、金魚の飼い方教えてください。』(…うん…たしかにね…髪短いしね…瘦せてたしね…小さくないしね…歩幅大きいしね…※生物学上…私は女子)

 

まとめ

今回は熱帯魚ショップの仕事は意外に重労働?バイト時代のエピソードを紹介してきました。

熱帯魚店飼育は水槽や砂利、ろ過装置など重いものを扱う、色々なお客様とのやり取りが密にあるので、肉体&頭脳使用と意外と重労働です(このころが人生で一番瘦せていた…)。

生き物を扱う仕事は売ったら終わりではなく、生き物たちがよりよい環境で適切に飼育されるように、適正な飼育方法、必要な様々な知識をお客様にわかりやすく伝えていくことが店員の責任と役目でもあると思っています。

今でも色んな熱帯魚ショップに行きますが、たまにそんなスペシャルな神店員さんに遭遇すると、めちゃめちゃ嬉しいです。

これから熱帯魚ショップで働きたいと思う人は、ぜひ神店員さんを目指して肉体&頭脳にハートを添えて頑張ってください!

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